2012年03月19日
学校で自己紹介ウィーク
シェアリング・ウィークと言われているこの1週間は、S君が学校で毎日一つずつトピックに沿って自己紹介のお話をみなの前ですることになっています。
これをアメリカの学校では一般的に、ショー&テル(Show&Tell)と言われていまして、自分自身のことについて話す力を幼稚園の頃から養います。
一番よく知っているであろう自分自身が自身について話すように促されます。
そのため、S君の学校でも、この週のために、○○を持ってきて下さい!と学校から手紙が来ます。
1、家族の写真つきの手作りポスター
2、旅の思い出
3、大切なもの
4、好きな本
これらを毎日一つずつ取り上げて、朝の会の5分~10分ほどでするようです。
これが出来上がりのポスター
昨日、懸命に作っていました。
この週をどれだけ待ちわびていたことか、S君は!
なので、ワクワクしながら(!)今日は学校へ向かいました。
ちなみにこの週の呼び方は学校によって違い、Star Week(スターウィーク)、Show&Tellウィークなどが一般的みたいです。
アメリカでは、この活動は非常に重要視されていまして、アメリカ人の発言上手は、このShow&Tell教育による、とも言われているほどです。
確かに、他人に伝える為には、たとえ園児であっても、頭の中できちんと組み立てて、他人に分かりやすく説明しなくてはいけません。
もちろんアメリカ人といえども、シャイな子どもさんはシャイですし、人前に立つのが苦手でしゃべられなくなる子…もいます。
でも、このように周りからプッシュされて人前に立つ機会が多くなればなるほど、場慣れと言いますか、経験から上手にしゃべられるようになる、とも言われています。
S君は、(アメリカの園での)年少、年中の頃は英語力が足らず、それほど込み入っての説明はできていないと思います。
ただ今回は、年長さんということで、しかも英語力もちょっとは()ついたと思いますので、みんなの前で話すのが楽しみでしょうがないようです。
小学生以上になりますと、アメリカではもっとよりきちんとした態度での自己表現、発言が求められます。それに応えなければ、成績に響くほどです。
言わなければ伝わらない
アメリカでは鉄則のこの言葉。
幼い頃からこのように鍛えられているようです、アメリカでは。
ま、S君はまだまだまだまだ(!)のお方ですので、これからじっくり時間をかけて発言できるようになってもらえたら、と思います。
Posted by SHARING 親子で英語 at 23:38│Comments(0)
│長男S君の学校
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